実験ノートの書き方

実験ノートって?

名前の通り、実験結果を記録するノートのことです。

どうして書くの?

実験の結果を後からでも確認できるようにするためです。
なので、内容をすべて完全に覚えていられるのであれば、書かなくてもいいのかもしれませんが
そのような人はごく稀なので、記録が必要です。

また、実験中には何の影響もなさそうなことも
実験の結果が分かってから振り返ってみると
実は原因のたどり着くヒントだった!なんてこともあるので
ちょっとしたことも記録しておくと役立つ可能性が高いです。

このように結果を後から確認して、考察し、レポートを作成するためにもノートが必要です。

また、実験ノートは
実験を実際にやって、結果を確認した、という証拠として示す材料に使うこともできます。

どんなノートでもいいの?

結論、どんなノートでもいいです。

ただ文字を書いたり、図を描いたり、場合によってはグラフを書いたりすることを考えると
方眼紙のような線のノートがおすすめです。

実際に私が研究室でもらっていた指定のノートはA4の方眼ノートでした。
慣れてこれば白紙でもいいかと思います。

ノート入手!さて何を書こうか

油性ボールペンで書きましょう。
これは実験中に水や薬品がかかって文字が消えてしまうことを防止するため。

また、改ざんしていないことを証明するためです。

ボールペンだと消しゴムのように消せないので改ざんしていないことの証拠になります。
修正したいときには二重線で消しましょう。

フリクションボールペンは実験の時はだめですよ。
某アニメのトリックにあったように、熱でも消えてしまいますし。

人それぞれですが私はジェットストリームの書き心地が好みです

各内容は次のようなことです。

  1. 日時・天気・温湿度
  2. 実験手順 ←これは実験前の準備段階に書くことが多いです
  3. 実験データ・図 ←後から見返してわかるように書きましょう
  4. 仮説など自分の考察
  5. 調べた事実や人からもらった情報など
  6. 調べた内容を書く場合は、本の名前やHPのURLなど

写真も鮮明に状況が分かりますが、スケッチもおすすめです。
なぜかというとスケッチは写真よりも特徴がはっきりと表せるからです。

まとめ

いろいろと細かく書きましたが、絶対に守らないとルールはありません。
後で見返したときにわかりやすいように、書きましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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